将来のために投資を始めたいと思う方も多いのではないでしょうか。
実際に何から始めていいかわからない!という方に紹介したいのが「トラノコ for MyJCB」です。
- トラノコってどんなサービスなの?
- トラノコで儲かるの?
- トラノコと「トラノコ for MyJC」の違いは何?
トラノコサービス自体は2017年からスタートしていますが、2022年1月から新たに「トラノコ for MyJCB」が開始されました。
この記事では「トラノコ for MyJCB」の紹介と利用方法などを解説します。
「nino-life」では、他にもさまざまなサービスについて考察しています。
⬇︎他のサービスに興味を持っていただけた方は、こちらから確認してください⬇︎
「トラノコ for MyJCB」のサービス内容
「トラノコ」は、日々のお買い物で出たおつりを自動的にETF(上場投資信託)に分散投資してくれるサービスです。
おつりの他にも、以下の方法で投資をすることができます。
- アンケート回答でためたポイントやマイル
- 歩いてもらえるトラノコポイント
投資のための初期費用がかかりません。
運用はプロが行ってくれるため、ほったらかしでOKという手軽さが評判です。
手軽さとしては他にも、
- 投資先は3つの中から選ぶだけ
- 毎月ポイントやマイルが貯まる
といった特徴があります。
「トラノコ for MyJCB」の特徴
2022年1月より開始された「トラノコ for MyJCB」はJCB会員専用サービスです。
「トラノコ for MyJCB」のみの特徴として、以下のものがあります。
- 2024年1月まで月額利用料が最大無料!
- 他の家計簿アプリとの連携をする必要なし!
それぞれ解説します。
2024年1月まで月額利用料が最大無料!
トラノコではランニングコストとして以下のものがかかります。
- 運用手数料0.33%
- 月額利用料300円
小額投資の場合、運用コストが返って割高になります。
月額利用料300円はネックとなっていました。
「トラノコ for MyJCB」なら、JCBカードの月額利用金額に応じた割引が適応されるのです!
トラノコの利用料の割引は以下の通りです。
月額利用金額 | 割引金額 | トラノコ利用料 |
8万円以上 | 300円割引 | 実質無料! |
3万円以上 | 100円割引 | 200円 |
運用コストが下がれば、運用を気にせず気軽の利用できるようになります。
また、JCBカードは複数登録できます。
家計簿アプリとの連携不要!
従来の「トラノコ」では、MoneyForwardやZaimなどの家計簿アプリと連携する必要があります。
「トラノコ for MyJCB」ではJCBカードを登録するだけです。
「トラノコ for MyJCB」の利用方法
ここからは「トラノコ for MyJCB」の利用方法を解説していきます。
その前にまず第一条件として、「トラノコ for MyJCB」または「トラノコ」は必ず一方のみ口座開設、利用となります。
もうすでにトラノコを利用している方は、「トラノコ for MyJCB」は利用できません。
また、トラノコの口座開設は、専用ページ以外から登録すると「トラノコ for MyJCB」が利用できなくなります。
「トラノコ for MyJCB の始め方」➡︎専用ページ「トラノコ for MyJCB へようこそ!」から登録してください。
「トラノコ for MyJCB」の始め方
「トラノコ for MyJCB」の始め方を以下にまとめます。
- 口座開設申込
- ファンドの選択・最低投資金額の設定
- 引き落とし口座設定
- JCBカード登録
- 本人確認書類アップロード
- マイナンバー情報登録
- 簡易書留後、確認番号入力
上記の項目で必要な書類や作業、設定内容は以下の通りです。
設定項目 | 必要書類・設定内容 |
口座開設申込 |
|
ファンドの選択 |
※詳細は下記に解説 |
引き落とし口座 |
|
JCBカード |
|
マイナンバー情報 | 以下の書類でも登録可能
|
簡易書留後 |
|
詳しい説明は、画像付きで紹介されている公式サイト「トラノコ for MyJCB の始め方」を確認してください。
次により詳しい利用方法を解説します。
「トラノコ for MyJCB」の使い方
「トラノコ for MyJCB」では投資運用の確認も出金も簡単です。
- 運用状況は毎日更新
- 資産構成もグラフで一目瞭然
- いつでも出金可能
なお、出金には1件あたり300円の出金手数料がかかります。
手数料を差し引いた金額が実際の出金額になるので注意が必要です。
口座残高が300円未満の場合も出金できますが、次の引き落し日に出金手数料が引き落とされます。
ある程度投資することを前提で始めるようにしてくださいね。
トラノコの投資方法は大きく以下の3つです。
- おつりで投資
- ポイントで投資
- マイルで投資
それぞれ投資の仕方を解説します。
投資に回すおつりを選べるから調節しやすい
登録済みのJCBカードで買い物すると、連動したおつりデータがトラノコで確認できます。
その中から投資したいおつりを選択するだけです。
おつりは100円単位、500円単位、1000円単位と3段階から選択できます。
例えば、320円のお買い物の場合、投資として選択できるおつり額は、
- 100円単位設定➡︎80円
- 500円単位設定➡︎180円
- 1000円単位設定➡️680円
となります。
おつりの選び方も、
- お買い物のたびに選択する
- 毎月の投資上限額を設定する
のように2パターンで利用できます。
毎回のおつり投資を把握しておきたい方も、毎回の投資額に関係なく自動化したい方にも、使いやすくなっています。
選択した「おつり」は、月に1回銀行口座から自動で引き落とされます。
投資額を増やしたい場合は1000円単位で選ぶと投資のスピードが早まります。
ポイントなら投資初めてでも安心
「トラノコ for MyJCB」ではポイントでの投資も可能です。
- 実際に投資をするのが不安…
- ポイントをあまり活用していない
という方もポイントで気軽に始められますね。
ポイント投資できる提携ポイントは以下の通りです。
提携ポイント | 交換率 | 毎月の投資上限/加減 |
nanacoポイント | 1pt=1円 | 5pt~制限なし |
ANAマイル | 1マイル=0.5円 | ひと月1000マイル |
小田急ポイント | 1pt=1円 | 5pt~月5,000pt |
Gポイント | 1pt=1円 | 5pt~制限なし |
ドットマネー | 1マネー=1円 | 5マネー~500,000マネー |
ポイントタウン | 20pt=1円 | 100pt~制限なし |
Powl | 10pt=1円 | 50pt~直近30日間で300,000pt |
ネットマイル | 2mile=1円 | 10mile~制限なし |
リアルペイ | 1リアル=0.098円 | 6pt~制限なし |
投資キャンセル時はほとんどのものは100%戻りますが、中には注意事項もあります。
ポイント投資の詳細は「投資可能な提携ポイント一覧」から確認してください。
余った「ANA」マイルもお得に使い切り
「トラノコ for MyJCB」ならマイルを投資に回すことができます。
- なかなかマイルを使いきれない…
- 利用する機会がなくなってしまった
という方も、マイルが失効する前に使い切れる方法です。
ANAマイル投資の概要は、以下の通りです。
- 毎月の投資額は月1,000マイル
- 「マイルで投資」➡︎ドロップダウンメニューから「1,000マイル」を選択
- 「投資する」をクリックする
- 交換率は1,000マイル=500円分
手続きはワンクリックのみで完了です。
投資のためにトラノコポイント獲得も
トラノコ独自ポイントである「トラノコポイント」も、もちろん投資に回すことができます。
トラノコポイントはアンケート、歩くことで貯まります。
貯まったポイントは1ポイント=1円から投資に使うことができます。
提携できるポイントサイトの交換率は20pt=1円などと低めです。
トラノコ投資に限って言えば、「トラノコポイント」ならよりお得に投資に回せるのです。
歩数計アプリ「マネーステップ」との併用では、さらに達成ポイントもあります。
- 1日1万歩で3ポイント
- 月合計が20万歩で10ポイント
また、アンケートは「トラノコ for MyJCB」内のものです。
好きなアンケートに答えるだけでトラノコポイントがもらえます。
「トラノコファンド」から選ぶだけだから迷わない
トラノコの投資先は「トラノコファンド」と呼ばれる3つのオリジナルファンドです。
- 小トラ=安定重視
- 中トラ=バランス重視
- 大トラ=リターン重視
これらのファンドから、自分のリスク許容度に合わせて選ぶことができます。
世界中のETF(上場投資信託)から構成されており、株式、債権、不動産などへ分散投資されています。
それぞれ構成のおおよその内訳は以下の通りです。(2019年9月時点)
小トラ | 中トラ | 大トラ | ||
債券 | 70% | 60% | 59% | |
株式 | 20% | 29% | 29% | |
コモディティ | 5% | 6% | 8% | |
REIT | 5% | 5% | 4% | |
投資配分 |
米ドル率 | 89% | 87% | 78% |
日本円率 | 11% | 13% | 22% |
全体的に債券の割合が高めで、安定した運用が予想されます。
また、不安定になりやすい不動産への割合は少なめです。
投資対象ETFは「トラノコファンドの投資先ETF」より確認してください。
「トラノコ」には利用料が必要
「トラノコ」を利用する上で必要になるのが、ファンドの運用報酬とトラノコの利用料です。
運用報酬とは、委託された資産の管理・運用にかかる費用のことす。
信託報酬は運用にかかるコストなので安い方がいいとも言われます。
しかし、必ずしも低ければいいというわけでもありません。
今回は詳しい説明はしませんが、自分の投資の目的、目標から適切なものを見極めていく必要があります。
目安として、金融庁が選定した商品であり最も安心できる代表としてのつみたてNISAでは、
- インデックスファンド:0.1~0.5%
- アクティブファンド:0.9~1.3%
上記の範囲で信託報酬がかかります。
また、他社のロボアドバイザー投資などでは1%前後のようです。
これらを考慮すると「トラノコ」の運用報酬は高すぎるものではないと考えます。
さらに「トラノコ」では、運用報酬とは別に毎月300円の月額利用料がかかります。
「簡単におつり投資」とはいえ、投資しているという自覚を持って行なうことをおすすめします。
解約はアプリから
解約は、アプリメニューの「各種設定」➡︎「アカウント情報」から手続きができます。
解約すると月額利用料の300円がかかることはありません。
また、出金しない限り運用は続くので、解約しても再開することも可能なのです!
解約に関しての注意点として、以下のものがあります。
- 口座から全額出金しても解約にはならない
- アプリを削除するだけで解約にはならない
解約手続きをしない限り、毎月300円の手数料がかかります。
一方で、長期投資は、日々の変動に一喜一憂しないため「確認しすぎるのは良くない」とも言われます。
「トラノコ for MyJCB」のデメリット
「トラノコ for MyJCB」で投資を始める前にデメリットも確認しておきましょう。
おつり投資のデメリットは以下のものです。
- 月額利用料がかかる
- 短期運用向きではない
それぞれ解説します。
月額利用料がかかる
「トラノコ」で投資するには、毎月300円の月額利用料がかかります。
注意点は、投資額が小額の場合、この月額利用料が割高になってしまうことです。
例えば、利用料が毎月300円なら年間で3600円かかります。
毎月10000円投資したとすると年間の運用コストは「3.3%」にもなります。
他の投資サービスでは月額利用料がかからないものが一般的です。
投資を始めたばかりの時期は運用金額も低く、赤字が大きくなることに注意が必要です。
短期運用向きではない
トラノコファンドの投資先であるETF(上場投資信託)は長期投資を想定した銘柄で構成されています。
そのため、短期で利益を上げることは難しいです。
短期で利益を上げたい!という方は、短期売買に向いている銘柄の個別株や、仮想通貨など別の投資がいいでしょう。
トラノコファンドの特徴は「長期分散投資」です。
時間・資産・地域を分散することで暴落などのリスクを分散させています。
長期で投資し続けることで、将来的な資産形成を行うことができます。
「トラノコ for MyJCB」ならお得に投資!投資のスタートにも安心
今回は、おつりやポイントで手軽に投資を始められる「トラノコ for MyJCB」のサービスについて紹介しました。
「トラノコ for MyJCB」の特徴は
- カードでお買い物したときの「おつり」で投資できる
- ポイントやマイルも投資に回せる!
- 3つのファンドから選ぶだけ!
- カードの利用金額に応じて、月額利用料300円が実質無料!
- 将来の資産形成にもおすすめ
長期分散運用なので、暴落のリスクも低く安心です。
ほったらかしで、頻繁に資産の変動をチェックする必要もありません。
特に長期投資では、運用期間が長ければ長いほど複利の力で大きく資産が成長します。
月額利用料割引も2024年までです。
他にも便利なアプリ紹介などの記事も書いています。
気軽にのぞいていただけると嬉しいです!
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