パナソニックくらしアプライアンス社から、賃貸住宅向けサブスクリプションサービス「noiful」の提供が開始されました。
現代の「ミニマリスト」の流行や、ものを持たない暮らしに関心がる方も多いと思います。
- 購入せずに先進家電を使いたい
- 全て揃った綺麗な家に住みたい
そのような方におすすめなのが、賃貸住宅向けサブスクリプションサービス「noiful」です。
「noiful」なら、より手軽に簡単に、おうち時間や住居空間を充実させられる魅力的なサービスです。
本記事では、「noiful」の特徴や利用方法を解説します。
「nino-life」では、他にもさまざまなサービスについて考察しています。
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賃貸住宅向けサブスクリプションサービス『noiful』とは?
出典:「noiful」
「noiful」は、パナソニック株式会社 くらし事業本部 くらしアプライアンス社による賃貸住宅向けサービスです。
設備付き物件を貸し出すことを通して、豊かな暮らしを提供します。
「noiful」ならパナソニック家電が備え付け!
「noiful」の最大の特徴は、なんといっても「パナソニック」「備え付け」です。
- パナソニック製家電が利用できる
- 完全備え付けだからものが増えない
- 故障や交換などのトラブルにも対応
説明するほどではありませんが、より詳しく解説します。
パナソニック製家電が利用できる
パナソニックといえば、長い歴史と高い実績を持つ、いわば家電のトップとも言える日本の誇るべきブランドです。
パナソニック製に憧れを持つ方も多いのではないでしょうか。
「noiful」なら、基本的な家電が全てパナソニックの先進家電で備え付けられているのです!
完全備え付けだからものが増えない
現代は「ミニマリスト」の流行に伴い、ものを持たない暮らしをする方が多くなっています。
「noiful」なら初めから家電が揃っています。
一から揃える必要も、新しい住居に運び込む必要がありません。
その上、準備されているのはパナソニックの先進家電です。
故障や交換などのトラブルにも対応
「noiful」では、故障に対する修理も無償で行なってくれます。
(※予め定める利用規約や取扱説明書などに従って適切に家電を使用していた場合に限る。)
また、家電にも寿命があります。
通常、使えなくなったら廃棄することになりますが、家電の場合、リサイクル料金や収集・運搬料なども必要になります。
「noiful」の住宅に入居するにはどうしたらいい?
ここまで「noiful」の特徴を紹介しました。
「noiful」の物件に入居するには「noiful」公式サイトから申し込みが可能です。
公式サイトからの入居申込までは以下の通りです。
- 「noiful」トップ画面を「SCROLL」
- 右上にある「物件一覧」をタップ
- 好みの物件を探す
- 希望の物件をタップ
- 詳細を確認
- 下方の「取扱不動産会社に問い合わせる」をタップ
問い合わせた後は、取扱不動産会社のホームページに移動します。
現在「noiful ROOM」で掲載されているBrillia ist 浅草橋の場合は、問い合わせ不動産会社のページでは、住居の内装や設備紹介、問い合わせ先情報の掲載になります。
一方、「noiful LIFE」に掲載されているnoiful base 駒込の物件では希望の間取りから内装予約までwebで確認できます。
不動産会社サイトにて、希望の間取りまで選択すると、実際の物件ページになります。
このページでは以下のことが確認できます。
- 物件情報
- 周辺情報
- 初期費用
- その他、入居条件
- 内見予約・内見相談
実際に入居申込の場合は、内見予約もwebから行なうことができます。
より手軽で利便性の高いサービスになっています。
「noiful」の料金設定はどうなる?
家電や設備などの利用料金は、各物件の月額家賃に含まれています。
そのため、月々の家賃の支払い以外の設備に関する追加料金等は不要と考えられます。
参考として「noiful LIFE」に掲載されている物件の費用の一例をご紹介します。
間取り | 1DK |
面積 | 31.31㎡ |
賃料 | 14.6万円 |
管理費 | 8,000円 |
契約期間 | 2年0ヶ月間 |
初期費用概算 | ¥271,000 〜 ¥425,000(※あくまで合算でありこの通りではありません。) |
敷金・礼金・仲介手数料 | 0円(費用がかかる物件もあります) |
※2022年2月現在での掲載情報です。内容は変更・更新されることが予想されます。
詳細は公式サイトよりご確認ください。
初期費用概算が気になりますが、これは「noiful ROOM」と「noiful LIFE」の違いになります。
次に解説します。
「noiful ROOM」と「noiful LIFE」の違いは何?
「noiful」には、「noiful ROOM」と「noiful LIFE」の2つのサービスがあります。
「noiful ROOM」は新生活や単身赴任など、家電を新たに揃える必要のある方向けのプランです。
家具を選択できるコースもあります。
- 不要な家具まで必要ない
- 設備や配置は自分で決めたい
必要なものだけで整えたい場合におすすめです。
一方、「noiful LIFE」は生活導線を考え、先進的な家電が配置されている賃貸物件です。
賃貸をリノベーションし、より快適な生活を提供する仕様になります。
具体的には以下のような生活の利便性を上げています。
- 家事も仕事も一ヶ所で完結できる設計
- 洗濯物をその場ですぐ干せる動線
- 調理も家事も効率的に協力し合える空間
生活に必要な設備が設置されているのは「noiful ROOM」と同じですが、より快適さや利便性を重視した生活空間を提供してくれるという特徴があります。
noiful LIFEでは、物件の内覧予約や入居の手続きなども、自宅にいたままオンラインで可能です。
公式サイトには上記のように記載されています。
「noiful」のデメリットは制限が多いこと
家電を購入することなく、快適な暮らしを提供してくれる「noiful」ですが、もちろんデメリットもあります。
ここでは、入居するにあたり考えられるデメリットを上げてみます。
- 物件数が少ない
- 備え付けの家電は新品ではない場合がある
- 家電を選べない
それぞれ解説します。
物件数が少ない
「noiful」は始まったばかりのサービスです。
そのため、扱われる物件は「noiful ROOM」と「noiful LIFE」どちらも建物数としては1件のみ、物件数は6件ずつです。
利用範囲はまだまだ限られます。
また、「ミニマルな暮らし」を求める方は増えており、こういった設備付き賃貸住宅は関心が高まっています。
現代社会のニーズにも適応した「noiful」のサービスは、今後もさらなる展開が予想されます。
備え付けの家電は新品ではない場合がある
賃貸住宅であるため、家電は新品でない場合もあります。
ただ、賃貸住宅そのものが新築でない限り、誰かの利用していた後になります。
また、家電の経年劣化による故障やトラブルには、交換や修理など対応してくれます。
他の利用者の後で、家電が使えなくなっていたという心配もありません。
家電を選べない
「noiful」では家電が備え付けられています。
それが最大の魅力でありますが、デメリットにもなり得ます。
家電が指定されている物件では家電を希望することはできません。
加えて、家電の変更や追加、除外もできません。
一部の物件では、家電を選べるプランがあります。
具体的には、「noiful ROOM」の物件です。
「noiful ROOM」では、必要家電が選べる仕様と考えます。
一例として、「冷蔵庫」「レンジ」「洗濯機」の合計3点の家電が備え付けらるプランを紹介します。
コース | 家電ラインナップ |
冷蔵庫にこだわるコース | ドラム式洗濯乾燥機「キューブル」、オーブンレンジ、2ドア冷蔵庫 |
レンジにこだわるコース | スチームオーブンレンジ「ビストロ」、タテ型洗濯乾燥機、2ドア冷蔵庫 |
洗濯機にこだわるコース | 3ドア冷蔵庫(365L)、タテ型洗濯乾燥機、オーブンレンジ |
この「noiful ROOM」のコースなら、必要最小限の家電付きになりますが、好みのものを選択することができます。
「noiful(ノイフル)」で叶う「持たない豊かなくらし」
今回は、賃貸住宅向けサブスクリプションサービス「noiful」をご紹介しました。
「noiful」はパナソニックから提供される設備付き賃貸物件サービスです。
ものを持たない暮らしをする方が多くなっている現代の社会で、需要や関心が高まってくるサービスと言えます。
- 新たな家電を購入する必要がない
- パナソニック家電が暮らしの質を上げてくれる
- 生活動線を考慮したリノベーション住宅が借りられる
- リモート内見やオンライン契約が可能
- 家電の故障には無償で交換・終了
退去時も一般的な賃貸住宅の引き渡しと同様です。
特に家電のための費用や作業が増える心配はありません。
また、契約などの手続きもオンラインで進められるのも、非接触サービスが進むこの時代により安心感が高まります。
ただし、備え付けの家電を変更したり、好みのものを選べないといった制限があるので注意が必要です。
- 特に家電にこだわりがない
- むしろ、パナソニック家電にこだわる
そのような方なら、ピッタリのサービスではないでしょうか。
他にも暮らしに役立つサービス紹介をしています。
知られていないサービスもありますので、一度のぞいてみてくださいね。
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