みなさんは、子どもの習い事に何をさせますか?
我が家の息子も3歳から英会話、4歳からピアノをしていますが、スポーツ系の習い事をしていなくて・・・
4歳の年の8月からスケート教室に習い始めました。
でも、親がスケートしていたとか、アイススケートの本場とかでは全くなく、どのように始めていいのかすらわかりませんでした。そんなパパママも多いのではないでしょうか。
今回は、アイススケートを始めた経緯や我が家の通っているスケート教室の様子を取り入れつつ、レッスンについてやスケートを習うメリットなど紹介します。
- 子どもの習い事にアイススケートをさせたい
- アイススケートに興味がある
- スケートできるようになってほしい
アイススケートを習い事にやらせてみようか悩んでいるパパやママはぜひ読んでみてください。
アイススケートは習い事に人気?
アイススケートを習い事にする人は多いでしょうか?
実際のデータでは、親が子供に習わせたい習い事1位は英会話、2位が公文や学習塾、3位がスイミングだそうです。
最近人気のプログラミングは4位に上昇しています。
実際に習っている習い事も上位は同じ顔ぶれで、1位はスイミングです。
そんな中で、アイススケートってやっぱりマイナーなのでしょうか。
ランキングには入りませんが、実際にはスケート教室は各地にあるし、教室に通ってみると習っている子もたくさんいるなあという印象です。
また、地域差もあると思います。
寒い地方ではやっぱり盛んなんでしょうか?
スケート場が一番多いのは北海道みたいだね
我が家は関西なので、アイススケートとは無縁ですが。
何かの縁か、住んでいるところの近・中距離(車で10〜40分)に2つ教室があります。
結局、習い事を人気かどうかで選ぶ必要はないと思います。
我が家の習い事の選び方
参考にはなりませんが、、
我が家がアイススケートを選んだのは、比較的マイナースポーツだったから。
もちろん息子に合いそうなスポーツを探していました。
息子は4歳ですが、生まれた時からがっしり、骨太?体質です。
ぽっちゃりではない、むっちり??
最近の若い子は足が長くて線が細くてすらっと身長が高い・・・
そんな様子は一つもない、息子です。
だから、サッカーやバスケはなんか違うな、と思っています。
おまけに極度の暑がりで、汗っかき。
人10倍は暑がりだと思います。
保育園でも夏のお昼寝時間中、エアコンの風が一番当たるところに寝かしてもらうらしいのですが、それでも汗をかいてしまうようです。
そんな息子なので、外のスポーツは無理っぽいという方向性になりました。
そして、水泳は夫が教えられるので、もっと違うことを、と。
人気のスポーツかマイナーなスポーツか
子どもの習い事を考えるとき、人気のスポーツにするか、マイなースポーツにするかは悩むことの一つだと思います。
人気のスポーツならやっている人が多い分、共通の話題にもなるし親近感も増します。
友達の輪が広がるキッカケにもなるでしょう。
対して、マイナースポーツはやっている人が少ない分、共通の話題にはなりません。
ただ、関心を持ってもらえれば、かなり印象付けられます。
ましてや、強かったりいい成績を持っていたりすれば、人と違った魅力となり、コミュニケーションのみならず、就職活動や世代の違う人と繋がる場でも効果的になります。
将来性としてプロへの期待もマイナースポーツの方がチャンスは多いです。
人気のスポーツはライバルも多く、トップになるには恵まれた才能や環境、人並み以上の努力が必要です。
マイナースポーツでももちろん才能や環境も作用するし、努力は必須です。
ただ、ライバルが少ない分、頑張った分だけ成果として出しやすくなります。
個人の才能が重視される時代に合わせて
別にプロになってほしいわけではありません。
ただ、個性が重要視される現代では、みんなと同じことができることより、
どれだけ人と違うものを持っているか
どれだけ特化したものを持っているか、
そちらの方が大事なんじゃないかと思い、我が家ではマイナースポーツをさせたいと思っていました。
スポーツだけが全てではないですし、息子がしたいといえば、他のスポーツでも全然ウェルカムです。
ただ、まだ何が好きかわからない小さなうちは、親の意向で始めてみたらいいと思います。
小さなうちに自分の意思と関係なく始めたものでも、のめり込めば立派な特技や能力を手にすることもできます。
習い事を中途半端にさせないためには、小さな頃から始めるのが一番だと思います!
嫌だとか、苦手意識が出る前の年齢から始めることが重要です。
アイススケートの主なスポーツ
アイススケートで行うスポーツには、人気のスポーツのフィギュアスケートをはじめ、スピードスケート、アイスホッケー、バンディなどがあります。
バンディって聞いたことない・・・
人気のフィギュアスケートは興味がある人も多いと思います。
ただ、骨太の息子には線の細い動きは似合わず、違うなという印象でした。
スピード競技は、瞬発力のなさそうな(どんくさいということ・・・)息子にはちょっと難しいかな。
そんな消去法も交えつつ、我が家ではがっちりした息子に向いていると思ったアイスホッケーができたらな、と思っています。
そのためにも、今からアイススケートを習って滑れるようになってもらいたい。
ちなみに、バンディはフィールドホッケー形式の氷上競技で、サッカーのルールに類似します。
アイスホッケーの起源になったスポーツのようです。
アイススケート教室ってどんなところ?
アイススケートを習う場合、いろんな疑問が出てくると思います。
マイナースポーツな故、情報も少ないですよね。
どんなレッスンなんだろう?
マンツーマン?
月謝高そう・・・
スケートはいつから通える?
そんな疑問に我が家の通っている教室について紹介します。
どうやって習い始める?
大抵のスクールでは無料体験があると思います。
一度体験してみて、やってみるかどうするか考えても全然遅くはありません。
始めたいと思ったら、スクールに連絡すれば通えます。
我が家の通っているところは翌月の1週目からレッスンスタートでした。
教室によっては、翌週から早速通えるところもあると思います。
いつから習える?
アイススケートを始める目安は靴のサイズだそうです。
スケート靴のサイズが15センチからなので、15センチが入るようになれば習えるようです。
ただ、我が家のスクールでは始める条件は年齢制限でした。
4歳からレッスン可能で、靴のサイズは特に決まりはありませんでした。
そもそも4歳になれば15センチ履くものなのかも・・?
始めるのに必要なものは?
スケート教室に通うには、「靴からヘルメットから揃えないと!」と思っている方もいるかもしれません。
実際には、スケート教室はスケートリンクを一般開放しているところがほとんどだと思います。
そのため、ヘルメットやスケート靴は貸し出し用が準備されています。
なので、レッスンの際にもこれらが借りられることが多いです。
我が家の通うスクールでも靴、ヘルメット、プロテクターのレンタルができます。
だから習い事として続けられるかどうかわからないうちは貸し出し用のものを使えばいいです。
もちろん、初めから自分用のものを揃えている人たちもいます。(子どもちゃんの場合ももちろん)
でもスケート靴は高いものなので、続ける自信がある方や、成長がある程度落ち着いて、靴のサイズが小さくなるスピードが落ちてから買い揃えるといいと思います。
レッスンの様子は?
レッスンってどんな感じなんだろう?
馴染みがなければ想像もつきませんよね。
我が家が通うスクールでは、初歩クラスから上級クラスまで5段階くらいに分かれています。
それぞれの人数制限はなく、人数の多いクラスもあれば少ないクラスもあります。
息子は一番初級クラスから始まりましたが、もちろん人数は3人ほど、4歳とか5歳くらいの子達ばかりです。
ちなみにスクールに通えるのは子供だけでなく、もちろん大人も通えます。
スケート教室は大体どこも同じかもしれませんが、大人・子供の区別はなく、習得レベルで分けられています。
初心者クラスと言っても大人もいるし、大人の多い上級者クラスに小さな子もたくさん混じっています。
マンツーマンのレッスンは別料金で受けられるスクールもあるよね?
我が家のスクールは標準コースにはマンツーマンはなく、よりハイレベルを目指すコースが別にあります。
その中にはマンツーマンレッスンの設定もあるようです。
どのスクールも、いろいろコース分けやレッスン分けがあると思います。
いきなりマンツーマンになることはないので、初めからプロを意識しなくて大丈夫です。
コース分けされている中でも、個人個人で指導されることはあまりなく、先生が滑るフォームを同じように練習します。
その中で気になるところを指導してくれる感じ。
何もなければそのまま継続して習得していきます。
月末に課題テストがあり、それを合格すると次のクラスに上がります。
我が家の通うスクールはこんな感じのレッスン風景です。
途中で休憩も自由に取れるし(休憩タイムもくれるけど、随時「休憩したい」と言えばいつでも出れる)、
レッスンの始まりや終了は一応あるものの、遅れてもすぐ入れるし、
レッスン後に自由に滑れるフリータイムがあるのでその時間になれば、いつ帰ってもいい。
自由度の高いスクールだね
そう感じるのは、やはりクラス内でもみんな習得度が違うため、
やっていることが同じのようで違うからだと思います。
みんなで同じレッスンをしていたら、入っていくのも出るのも目立ちます。
でも、一応先生はレッスン内容を教えてはいるけど、みんなバラバラなことをしているからあまり目立ちません。
特に小さな子どものうちは、すぐに集中力も途切れるし、気分で早く帰りたい日もあります。
自由に出入りできる雰囲気はいいなと思っています。
レッスンの時間は?
我が家の通うスクールのレッスン時間は1回90分です。
レッスン開始はウォーミングとしてスケートリングを自由に滑走する時間が5〜10分ほどあります。
その後、全員で準備体操をして、クラスに分かれます。
そこからはレッスンがあり、残り15分は自由滑走になります。
それぞれ自由に滑る時間ですが、今のところ息子はこの時間が一番楽しいみたいです。
レッスンで習ったことをcoconやottoに教えながら滑って見せてくれますww
月謝の払い方、料金はどのくらい??
レッスンを受けるにあたって気になるのが月謝ですよね。
一般的にアイススケートって高額なイメージ・・・
高額ゆえ、支払い方も気になります。
分割ができるのか、引き落としができるのか、我が家の場合を紹介します。
月謝の払い方は多様
我が家のスクールは、月謝は前払い、月初めに支払います。
引き落としや現金ではなく、毎月事務所に払いに行くシステム。
引き落としにしてくれるとスムーズなんですけどね。
毎回払いに行くのは、正直ちょっとめんどくさい・・・。
ただ、現金払いはもっとめんどくさいので、その点ではクレジットカードも電子マネーも使えるのはありがたいです。
月謝料は種目によって異なる
アイススケートのレッスン料は、
- 何の競技を行うのか、
- どの程度滑れるのか、
- どの程度を目指すのか、
などによっても変わります。
我が家ではまだ、アイススケートを始めたばかり。
まずは、基本的なアイススケートの月謝について話します。
後半で、ほんの少しですが、プロを目指す場合の相場も解説しています。
最初からプロを目指す方はをこちら参考にしてみてください。
アイススケートのレッスン料
我が家のスクールの月謝は月4回実施で5800円。3回の月は4350円。
スケート場の関係で、月によって実施回数が違います。ただ、1回のレッスンが1450円なのではなく、あくまで月単位です。
だから、個人の事情で欠席する場合も、月のレッスン回数を減らせるわけではありません。
当たり前かな?
毎週決まった時に通えるか不安な方は1回いくらの料金体制の方がお得に始められますね。
ただ、スケートって家で練習できるものでもないので、レッスンは継続して行ったほうが上達も早いです。
個人でスケート場に滑りに行っても、幼児なら1000円程度、大人になると1800円とかします。
だからやっぱりレッスンはしっかり通って続けていく方がいいと思います。
息子は週1回では上達の兆しが見えて来ず、
・・・と言ってもまだ4歳、始めて3ヶ月なんですけどね
見かねたottoは最近、練習外でスケート場の一般滑走の時間を利用して練習させています。
でも効果はあるようで、数回連続でやっていますが、ちょっと上達したように思います。
やっぱりどれだけ練習の機会があるか、は、かなり重要だね。
話は逸れましたが、プロを目指したいんだという方のために、
少しだけフィギュアとアイスホッケーのレッスン料についてお話しします。
フュギュアスケートのレッスン料
フィギュアスケートの場合は、プロを目指すなら個人レッスン料だけでも30分2500円〜とかするみたいですね。
他にも、リンク代や基本の月謝料が別にかかる場合も。
靴や衣装代も・・・
月2〜3万?いやいや年間100万!?なんて記事も見かけますね。
アイスホッケーのレッスン料
ちなみに、我が家でやってもらいたいなあと思っているアイスホッケーを本格的に始めるには、着用する防具を揃える初期費用がめちゃくちゃ高い。
一式揃えるのに10万は必要みたいです。
それゆえ、簡単に始められるスポーツではないですね・・・
そりゃ、始めたくても始められない、マイナースポーツになっちゃうね
アイスホッケーを始めるには、アイスホッケー連盟会に登録する必要があり、そこでもお金がかかります。
他には、ユニフォーム代や、スケートリンク利用料、会費、遠征費、消耗品費・・・
もちろん、いろいろ費用がかかるのは他のスポーツも本格的にやっていくなら
同じことですが、、、なかなか入り用ですね。
ただ、実際のアイスホッケー経験者による年間支出額のデータでは、全体の半分以上の人が10万円以下の支出で納まっているようです。
いろいろ考慮した目安は計算上高額になりますが、実際には援助?や運営側の支払いが多めなのか、個人にかかる負担はもっと少ないのかもしれません。
スケートを習うメリット
スケートを習うメリットはたくさんあります。
- バランス感覚が養われる
- 柔軟性が身につく
- 反射神経や機敏性が鍛えられる
- 表現力や創造力が身につく
- 向上心が高まりメンタルが強くなる
特にフィギュアスケートなら表現力や柔軟性をより鍛えられそうです。
息子は、どちらかというと、運動神経は良くなさそう。
だからスポーツ系の習い事をさせたかったのですが、他のスポーツや将来的にも役立つような能力が身につけばいいなと思っていました。
何だろう、瞬発力?柔軟性?持久力??
それとも協調性?
協調性はスポーツじゃなくても集団生活でも身につくかなと思います。
やっぱり一番は「体幹」
体幹って何のスポーツにも重要です。
体幹、バランス感覚。スポーツ以外でも役立ちますよね。
他の、向上心やメンタル、集中力などは他の習い事でも効果は同じじゃないかな。
特にスケートをすることで特化させられる能力が「バランス感覚」だと思います。
脳にも良さそうだしね!
アイススケートは気軽に始められるスポーツ
アイススケートって馴染みがない地域に住んでいると、何から始めていいかも分かりません。
でも、やってみたい、やらせてみたいと思ったなら、アイススケート自体は簡単に始められるスポーツです。
他のスポーツと違って、アイススケートの時点ではまだ選択肢は広いのも特徴です。
まずはスケートリンクで滑ることに興味を持ち、楽しくなってから、やりたいスケートスポーツを選択することができます。
また、プロを目指さなくても、ただ滑れるだけでも一つの特技になります。
大きくなった時、人と違った才能や経験があることは、
いろいろな面で有利になったり魅力になったりします。
親が子供にしてあげられることはただ一つ。
選択肢を可能な限り増やしてあげること。
子どもがまだ知らない世界をどれだけ親が教えてあげられるかで、子どもの興味や関心が変わります。
知っていれば好きになっていたこと、
知っていればその子の才能が開花されていたこと、
そんな出会いのチャンスを見逃したくない。
だから私たち夫婦は、
子供のためにいろんな場所に連れて行き、いろんな経験をさせ、
いろんな感情を抱いてもらいたいと思うのです。
- 子どもの習い事に、アイススケートをさせてみたいと思っている、
- 子どもに、アイススケートをやりたいと言われている。
そんなパパママには、ぜひ体験からアイススケートにお子さんを触れさせてあげてほしいと思います。
やるかやらないか、続くかやめるかはまだ考えなくていい。
まずは触れさせてあげることが大切です。