2021年8月から始まった「docomo home 5G」。
docomo home 5Gはドコモが提供するおうちのWi-Fiです。
- そんなにいいのかな〜
- 何がいいのかな〜
docomo home 5Gに乗り換えた理由は「通信制限」
docomo home 5Gに乗り換えたきっかけは、それまで利用していたWimaxの通信制限でした。
nino自身、ネット対戦ゲームをするわけではありません。
だから通常時の通信速度などは特に気にしていませんでした。
とはいえ、実は、Wimax自体は他のポケットWiFiなどに比べ高速なのです。
Wimaxは高速通信が特徴
Wimaxには、
- 国内広いエリアでインターネットを利用できる
- 下り最大速度1237Mbps!高速通信が実現
- 月間データ容量に制限なし!
- お得なキャンペーンが多く、料金が安い
という特徴があります。
ただ、問題なのは通信制限。
通信量の上限を超えると速度制限がかかります。
Wimaxの回線は全て同じ
Wimaxの通信制限の内容は、プランによって変わります。
ここで注意しておきたいことは、どのプロバイダを選んでも制限の内容は同じということです。
Wimaxは、全てのプロバイダが限られた「WiMAX2+とau4GLTE、au5G回線」のみを使用しています。
一般的に利用が多い標準の「ギガ放題プランの場合」では、3日で10GB使うと翌日に1Mbpsの速度制限がかかります。
※2022年2月から「WiMAXの5Gプラン」が始まっています。
これは、WiMAX2+プランから改良されたプランです。
今から乗り換えを考えるならこのプランがあることを先に検討することをおすすめします。
「WiMAXの5Gプラン」と「docomo home 5G」との比較の考察についても後述しています。
先に比較を知りたい方はこちらから。
「3日10Gの通信量を超えると」著しく速度が低下する
それは、利用者全員が平等にインターネットを利用できるようにするためです。
実際、10Gの通信量ってどのくらいなの??
LINE | 通話550時間
トーク:524万回 スタンプを多用時で200~400万回 |
メール(送受信) | 添付ファイル付きのメール:約2万900通
テキストだけの300文字:200万通以上 |
ウェブサイト閲覧 | 約3万4,900ページ |
YouTubeの視聴(標準画質) | 47時間 |
Instagram閲覧 | 写真の閲覧700分(11時間40分) 動画の閲覧1400分(23時間20分) |
web会議(zoomなど) | 約17時間 |
だいたいこのくらいのようです。
3日でこの量を使い切るというのは、オンラインゲームやインターネットを頻繁に行うかたや家族も利用する場合であれば簡単に使い切れるのかもしれませんね。
これを過ぎてしまうと、通信制限がかかります。
それも18時〜深夜2時という、一番使いたい時間に制限がかかってしまうのです。
さらに標準プランでは通信制限が月末まで続きます。
それに対して「ギガ放題プラン」の通信制限は、利用上限を超えた3日の翌日に1Mbpsの速度制限がかかります。
その後はまた通常通り使えるようになるのです。
なので、実質4日に1度の夜だけ、我慢すればいいのですが・・・
1Mbpsというと、何ができるかというと、以前の記事(ここから)に書いているので参考に。
「それなりに使えるじゃん」と思われるかもしれませんが、実際の体感はそんなものではありません。
ちなみに通信速度テストをしてみると、計測出来た場合は下り0.02Mbpsとか。
殆どの場合は通信速度が遅すぎて、タイムオーバーで接続できないのが殆どでした。
要するに通信速度制限がかかると、夜はほぼ使えないようになっていたのです。
Wimaxの通信制限を防ぐ地道な工夫
速度制限を回避するための工夫として、
- こまめにデータ通信量を確認する
- プラスエリアモードは必要なときだけ
などの対策があります。
こまめにデータ通信量を確認する
データ通信量を確認すれば使い過ぎなのがわかります。
特に、使い方によっても消費されるデータ量は変わることに注意しましょう。
- 常に動画をつけっぱなしにしている
- 十分見やすい動画を高画質で見ている
- 通信の激しいゲームや、頻回の音楽ダウンロード
など、無意識レベルに近いことがデータ消費になっていたりします。
プラスエリアモードは必要なときだけ
プラスエリアモードと言って、安定した高速通信を利用することもできます。
ただ、こちらも利用制限があります。
本当に必要な時以外は使わず、とっておく方がいいですね。
ninoのアパートで使える固定回線はJ-comのみです。
他の選択肢を考える
J:COMって当初使っていたのですが、本当に、
- ネット回線がすぐ落ちる・・・
- 通信速度が遅すぎる
体感しました。
通信速度が遅いという口コミは本当にそのもの。
- 料金も無駄に高い
- ついているオリジナルチャンネルには一切魅力を感じない(見ていなかった)
- 電話回線は引いていないので、ADSLは利用出来ない
他のWimaxは上記でお話しした通り、制限は同じです。
今使っているものから大きな改善の期待はできません。
そんな時にリリースされたのが「docomo home 5G」。
悩みましたが結果は乗り換えて正解!
かな〜り快適なネット生活ができるようになりました。
docomo home 5Gの特徴とおすすめポイント
docomo home 5Gは、2021年8月ドコモから提供開始した、ホームルーターです。
対してWimaxは、2022年2月「WiMAXの5Gプラン」を開始しました。
従来のギガ放題プランの通信制限、「直近3日間で10GBの容量超過で速度制限」が、15GBに変更されたものです。
「Wimax」5G対応プランならおすすめできる!
WiMAXの5GプランのWiMAX2+プランからの改良点は以下のものです。
- 通信速度がより速くなった
- 速度制限が3日間で10GBから15GBに緩和
- 月間データ量が100GBから150GBに増量
新規やキャンペーンなどでよりお得が期待できる
これから新規でWimaxに申し込もうと思っている方は断然こちらのプランがおすすめです。
サービス提供が始まった今なら、各社お得なキャンペーンがたくさんあります。
通常なら他のプランより割高になります。
さらに、QUWiMAX の公式サイト情報ですが、利用制限の明確な数値は無くなったようです。
速度制限について
より多くのお客さまにWiMAX +5Gを快適にご利用いただくために、一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。<お知らせ>
これまで直近3日間の通信量が合計15GB以上の場合、通信速度を一律に制限しておりましたが、お客さまのご利用状況をふまえ、速度制限条件などを2022年2月1日より変更いたしました。
データ量無制限はdocomo home 5Gも同じ
対して、docomo home 5Gもデータ量無制限で使い放題と書かれています。
こちらも注意事項として、使いすぎると速度制限がかかる可能性があります。
ネットワークの混雑状況により、通信が遅くなる、または接続しづらくなることがあります。また、当日を含む直近3日間のデータ利用量が特に多いお客さまは、それ以外のお客さまと比べて通信が遅くなることがあります。
ほとんどの方は通信量を心配しなくて問題ないのではないでしょうか。
それでも乗り換えてよかった!「Wimax」よりおすすめ
次にWimaxからdocomo home 5Gに乗り換えてよかった点を解説します。
- 現在、WiMAXの5Gプランである「ギガ放題プラス」以外のプランをお使いの方、
- WiMAXの5G対象エリアではない方
には参考になるのではないでしょうか。
乗り換えてよかった点は、
- 速度制限が実質ない
- 通信速度がめちゃくちゃ速い
- 5G対応エリアが広い
それぞれ解説します。
速度制限が実質ない
Wimaxの「ギガ放題プラス」は速度制限の変更により実質無制限になりました。
しかし、従来の「ギガ放題プラン」は3日間で10GB以前は3日10GBという制限は変わっていません。
速度通信がかかると通信速度は下り2Mbpsまで下がり、混雑時はまともに使えないレベルに陥っていました。
一応、下り2Mbpsというと、メールやライントークには影響問題ありません。
でも、頻繁に利用するInstagramやゲームには支障大有りなのです。
分かりやすくまとめられているものがあったのでお借りします。
出典:「ネットの速度が2Mbpsって遅いの?速度を上げる方法や、低速使い放題プランも紹介」
一方docomo home 5Gは先述したように、1日100G使用しても制限はかかっていません。
余程特殊な使い方をしない限り、通信量制限はかかならないと考えても問題ありません。
通信速度がめちゃくちゃ速い
以前、利用していたWimaxとの実際の下り実測値の比較です。
速い時 | 遅い時 | |
以前のWimax | 25Mbps程度 | 10Mbps程度 |
現在の home 5G | 80Mpbs(4G) 300m/bps(5G) | ー |
docomo home 5Gは4G回線の下り80Mpbsでも満足ですが、5Gとなると300Mbpsも出ているのです。
遅いと感じたことはなく測定値はありませんが、他の方のブログなどを読んでも、問題なく使えているようです。
「みんなのネット回線速度」でも確認してみましょう。
ドコモ home 5Gの通信速度レポート(13576件)
平均Ping値: 54.7ms
平均ダウンロード速度: 206.31Mbps
平均アップロード速度: 22.26Mbps※ 直近3ヶ月に計測された7012件のドコモ home 5Gの測定結果から平均値を計算しています。
ツイッターで報告を上げてくれている方も大体同じ。
docomoHome5gの実測値です
感動だわー🤩
ソフトバンクエアーよさようなら#docomoHome5g pic.twitter.com/J80EITxJPg— mokazzちゃんネル (@mokkazz1) October 4, 2021
次の方はちょっと遅めなようです。
新潟と書かれているので、地域によるものかもしれません。
docomo home 5G が80〜60Mbps
auのWiMAXが70〜20Mbps
楽天が新潟実測値で40〜10Mbps
Softbank Air実測値で15Mbps〜50Kbps— 黑🐑🐏タクト (@kuro0390) August 28, 2021
これは下りか上りか書かれていないので他の結果との比較は難しいです。
ですが、「WiMAXが70〜20Mbps」とのことなので、下を見ている感じです。
どちらにしても他社のものと比べても速いのが分かります。
最大速度についても比較考察してみました。
home 5Gの下り最大速度は4.2Gbpsです。
対して、光回線の最大速度は1Gbps程度です。
最大速度より実測値で比べると、光回線の平均速度は下りで約300Mbpsです。
一番早いNURO光の平均速度が479.52Mbps。
Wimaxにはプラスエリアモードという5G通信が可能になるサービスもあります。
ただ、プラスエリアモードは有料オプションです。
5G対応エリアが広い
「5G対応エリア」でしか利用できないのはどちらも同じですが、ドコモはドコモ回線を利用するので、ドコモで利用できる5G対応エリアで利用できます。
それに対し、Wimaxの「5G対応エリア」はまだまだ狭いです。
ちょっと分かりにくいので比較してみてください。
こんな感じ。
出典:「サービスエリアマップ」
上はドコモの5G対応エリアです。
比べて下はUQ Wimaxの5G対応エリアマップです。
Wimaxの表示はそれぞれ赤・橙は5G、黄色は4G対応エリアです。
WiMAXの5Gプランである「ギガ放題プラス」を利用できないエリアの方でも、ドコモの「5G対応エリア」なら利用できる方も多いのではないでしょうか。
docomo home 5Gのデメリット
今のところdocomo home 5Gを気に入ってはいますが、もちろんデメリットもあります。
ではどんなデメリットかご紹介します。
デメリットと感じることは、以下のものです。
- 月額料金の高さ
- ルーターを持ち運びできない
- 端末代をタダにするには3年縛りになる
それぞれ解説します。
月額料金の高さ
docomo home 5Gの利用料金は月額4950円です。
Wimaxなら月額4380円。
1割弱UQWimaxの方が安くなります。
キャンペーン内容や時期によって実質料金は変わってくるので、購入には各社での比較も必要です。
home5Gセット割なら、家族までスマホ代最大1,100円の割引が適応されます。
「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「ドコモのギガプラン」を契約しているご家族全員のスマホ1回線ごとの月額料金から、永年最大1,100円(税込)割引します。
また、home 5Gを申し込むならwebがお得です。
- webから申し込みでdポイント15000pt
- オンラインなら契約事務手数料3,300円も無料!
しかし、自分でやらないといけない、面倒だと感じることを克服すれば、ドコモショップに出向いて、長い待ち時間もあって…とムダ?な時間もなくなります。
実店舗より手続きの進行が早いことも多いです。
端末代は39,600円かかりますが、36ヶ月分割にすれば毎月1000円割引されるサービスもあります。
色々考慮しても実質料金や契約に関しての縛りはあります。
ただ、光回線にも匹敵する、安定した高速回線というのが一番の魅力です。
一方、WiMAXはauとUQmobileのスマホセット割があるので、auやUQをお使いならWiMAXの方が割安になります。
コストだけでは考えられませんが、毎月かかってくる利用料。
お使いのスマホとの割引も考えて検討してみてくださいね。
ルーターを持ち運びできない
無線の強みといえば、端末を持ち運ぶことができることです。
自宅でインターネット回線として使うだけでなく、外出時にも持ち歩いていつでもネット環境を作れるのです。
他のWiMAXでも可能ですが「WiMAX+5G」なら標準で5G対応になります。
持ち運び先でも安定した高速回線が利用できるみたいですね。
docomo home5Gは登録した地点のみでしか使用できません。
端末代をタダにするには3年縛りになる
三つ目は実質三年縛りな点。
docomo home5Gも契約期間の縛りがあるわけではないです。
ただ先述したように、端末代を分割払いにすると3年間に渡り払い続けることになります。
このように機能性に優れたdocomo home 5Gですが、使い勝手としてはWiMAXより利便性が劣る点もあるということです。
docomo home 5Gに乗り換えて快適ネット生活
以上、ninoが自宅のホームルーターをWiMAXからdocomo home 5Gに乗り換えた理由やメリットをお話ししました。
ninoが乗り換えた後でWiMAXにも5Gプランが出ています。
そのため、通信制限の緩和も同じくらいになり、値段・利便性から考えるとWiMAXに劣る点もあります。
WiMAXはキャンペーンも多く、端末代・月額料金含み、色々な面でお得です。
ただ、WiMAXも2年使用後からは月額料金が上がってほぼ大差なくなります。
ドコモユーザーであればスマホ割、ファミリー割にも適応される「home 5G セット割」を受けられ、よりお得です。
通信制限にもかからず、日々サクサクとネットを使えるのはなんとも嬉しい効果です。
もちろん、ネットの利用しすぎは健康にも精神的にもよくありません。
使用には注意しつつ、快適なネット生活を楽しみたいですね。
- 家でのインターネット速度が遅い
- 通信制限がかかってイライラする
そのようにストレスを抱えているなら、乗り換えてみてはいかがでしょうか。
他にも暮らしに役立つサービス紹介をしています。
知られていないサービスもありますので、一度のぞいてみてくださいね。
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